お店の名前の由来

うちの店の名前は

「浮島餃子 蘭桂坊」

といいます。

沖縄県那覇市の公設市場近く、浮島通りの近くにある餃子屋だから「浮島餃子」です。

後ろの「蘭桂坊」は「ランカイフォン」って読みますが、うちでは「らんけいぼう」って読ませてもらっています。

これが知らない人には意味不明で。

以前、モノレール牧志駅の近くで10年くらいお店があったんですが、常連さんでさえお店の名前わからない方が多かったです。

わかる人にはわかるんですが、香港にある地名のことです。ランカイフォンは繁華街で、たくさんのバーやクラブ、レストランがあり、たいへん楽しい場所のようです。

ランカイフォン標識
オシャレな店がいっぱい(らしい)

この名前をつけたのは以前の「チャイナカフェ蘭桂坊」のオーナーの真弓さんでして、ランカイフォンみたいに大人が遊べる場所にしたいということで命名しました。

真弓さんはニューヨーク暮らしが長く、竹を割ったような性格の女性で、酒と音楽と映画と文学を愛した人でした。大体どれもぼくとは趣味が合わなかったんですが、それも含めて毎日楽しく話をさせてもらっていました。

「チャイナカフェ蘭桂坊」を辞めて独立するときに、お店の名前はもらったんですが、らんけいぼうって何か分かり辛いんで、「浮島餃子 蘭桂坊」としました。

ただ、残念なことに僕自身は香港に行ったこともなく、たぶんこれから先もいくことはないだろうなと思っているので、ランカイフォンのこと聞かれてもわかりません。すいません。

という話でした。

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